昨今ではキャッシュレス化が進み、海外旅行でも現金ではなく、クレカを利用する人がほとんどですよね。
そんなクレジットカード、みなさんVISAやMastercardなどブランドは気にするものの、それさえクリアしちゃえば「いつもの1枚でいいや」と思っていませんか?
実はそれ、海外旅行で最も多い失敗のひとつ🚨
普通のクレジットカードを海外で使うと、気づかないうちに高い手数料を払い続けてしまう ケースがとても多いのです 💸
この記事では、
- 海外旅行でいつものクレカを使うと損する理由
- どうしたら損せずに済むのか
- WiseとRevolutの違い
- 海外旅行でのおすすめの使い方
- どんなひとにおすすめか?
を初心者にもわかりやすく解説します💡
結論:普通のクレカは海外旅行だと“手数料が高い”
まず最初に伝えたいこと。
日本の一般的なクレジットカードは、海外決済時の手数料が高い です。
海外利用で発生する隠れた手数料「事務手数料」と「レート上乗せ」
多くのカードは海外で使うと、次のような手数料がかかります。
- 海外事務手数料: 決済額の1.6%〜3.83%程度(カードによるので手元のものを調べてみてください)
- 為替レートへの上乗せ: カード会社が決めたレート(実勢レートより悪いことが多い)
海外事務手数料に至っては、直近改悪も続いています‥🌀

結果として、実質3〜5%の手数料になることも珍しくありません。
みなさん買い物するときはよく、為替レートを考えると思いますが、
Googleで表示されるのは「実勢レート」と呼ばれる本物のベースとなるレートです。
そのため、これらの手数料は海外旅行で最も見落とされがちなコストで、カードの請求がきて「あれ、こんなに高かったっけ‥」となる人も少なくありません😵💫
そんなときに使えるのが、次に紹介するWiseやRevolutといった多通貨デビットカードです💳️
Wise / Revolutなら手数料が圧倒的に安い
Wise / Revolutの最大のメリットは、
Googleで表示される“本物の為替レート(実勢レート)” またはそれに限りなく近いレートで両替・決済できる点 💡
そのため、
- 手数料が 0〜1%未満
- 海外旅行1回につき 数千円〜1万円以上の節約 も可能
細かい手数料の条件などはこのあと説明しますが、通常のクレカより確実に、海外旅行の「見えない固定費」を大幅に削減できます✊️
%だとわかりづらいかもしれないので、実際に発生する手数料額であらわすと…
例:5万円の決済の場合
▫️普通のクレジットカードで使う場合:最終的な支払いが ¥ 51,500〜52,000ほど
▫️WiseやRevolutの場合:最終的な支払いがほぼ ¥50,000 〜 ¥50,500 ほど
ポイントをためたい場合も、大体のカードがポイント付与率1%であることを考えると、
外貨払いにおいてはポイントは諦めた方が、手出しは少なくすみます。
そもそもWise / Revolutとは?
急に本文に登場したWise / Revolutですが、そもそも何それ?という方も多いはず。
これらはどちらも海外旅行で人気急上昇中の銀行口座とデビットカードが合体したような「多通貨対応の金融アプリ」です 📲
仕組みはとてもシンプル
- アプリに日本円をチャージ(日本の銀行から、指定された日本の銀行へ振込を行うだけ👌)
- アプリの中で、必要な分だけドルやユーロなど必要な外貨に両替
- カード or Apple Pay / Google Pay で支払うだけ
「海外旅行 × キャッシュレス決済」の相性が抜群によく、街中の決済はほとんどこれで済みます。
私も実際11月末にパリへいきましたが、財布は一切出すことなく、WISEまたはRevolutの決済ですべて完結しました✌
少し難しい話をすると、普通のクレカ決済や現金での換金は
「支払 / 換金」のタイミングのレートを使うことしかできませんが、
Wise / Revolutはアプリ内でお金を保持しているので、レートがいいタイミングで事前に外貨に変えておくこともできます💡
最近は円安が進む一方なので、旅行より前のタイミングであっても、レートがいいタイミングで事前にアプリ内で外貨に変えておくとより一層、おとくに現地で利用することができます👏
※ 事前にアプリ内で両替しなかった場合も日本円で充足していれば、その場でレート変換され引き落とされます。
どんな人におすすめ?向いていない人は?
◎ こういう人にピッタリ
- 年1〜2回でも海外旅行へ行く
- クレカ払い中心
- 空港の高い両替所を避けたい
- 海外旅行の費用を少しでも節約したい
- 海外のタッチ決済をスマートに使いたい
“海外旅行に行く人ほぼ全員が対象” と言えるレベルの必需品です 💳️
△ 向いていない・注意点
- クレカのような「後払い」が必要な人
- 手数料を払ってでも、クレカで決済をしたい人(決済額が必要、ポイントをためたい、など)
- 対面サポートがないと不安な人
しかし3点目に関しては、どちらのサービスも操作が直感的でわかりやすく、慣れてしまえば海外旅行初心者でもすぐ使いこなせます✨️
【比較】Wise vs Revolut:海外旅行での違い
他にも同じようなサービスはありますが、個人的にはWise または Revolut が使いやすくておすすめです。
では、その2つの違いは何か?基本的にはまずどちらか1つあれば事足りると思うので、自分にあったほうで作ってみてください👌(メリットを理解したうえで必要になったら、もう片方も作るのがよさそうです🙌)
| 特徴 | Wise(ワイズ) | Revolut(レボリュート) |
| 為替レート | 常にミッドマーケットレート(実勢レート) | 平日はほぼ実勢レート ⚠️ 週末は手数料1%発生 |
| 両替手数料 | 通貨によるが格安(約0.6%〜) | 無料(スタンダードプランは月75万円まで) |
| カード発行 | 有料(1,200円 ※一度きり) | 有料(キャンペーン等で無料の場合あり)※バーチャルは無料 |
| 海外ATM引き出し | 月2回 / 合計3万円まで無料 以降は1.75% + 70円/回 | 月2.5万円まで無料 以降は2%の手数料 |
| Apple pay対応 | ✕ | ◯ |
| 日本円のチャージ方法 | 銀行振込のみ | クレカ利用も可能 ※ ただし手数料がかかるケースあり |
| 日本円チャージ時の振込先銀行 | Paypay銀行 | 楽天銀行 |
| 使いどころ | 週末の決済、カード実物が必要なケース | 平日の少額決済、飲食、交通費 |
Wise(ワイズ)は“いつでも安定”の手数料
メリット
- 常に実勢レートで両替(週末でも安心)
- 手数料が透明でわかりやすい
- 海外ATM引き出し(キャッシング)の可能額が高い
デメリット
- カードの発行手数料1,200円
- Apple Pay非対応
- チャージ方法が銀行振込のみ
Revolut(レボリュート)は“平日最強”のコスパ
メリット
- 平日の両替が無料(※月75万円まで)
- バーチャルカードがすぐ使える
- Apple Payが使えるのでスマホだけで決済可能
- クレカでチャージ可能
Revolutで「クレジットカード」を使ってチャージしたお金は、海外のATMで引き出せません。
これは日本の法律(資金移動業の規制)によるものです。
▫️ クレカでチャージした残高 → お買い物(ショッピング)にしか使えない
▫️ 銀行振込でチャージした残高 → ATM引き出しOK
デメリット
- 週末は両替に1%手数料
- 無料プランの上限に注意
「週末」は日本時間ではありません!
Revolutの手数料がかかる「週末」の定義は、ニューヨーク時間(国際市場)が基準です。 日本時間だと、土曜日の早朝(夏時間なら午前6時、冬時間なら午前7時) から手数料が発生します。
「まだ土曜の朝だから大丈夫!」と思っていると、すでに手数料タイムに入っていることも…。 Revolutを使うなら、金曜日の夜までにアプリ内で両替を済ませておくのが鉄則です。
まとめ:海外旅行の費用を節約したいなら、WiseとRevolutは必須
海外旅行を楽しむ上で、クレカの隠れ手数料は最大の落とし穴です😵💫
Wise / Revolutといったカードを使いこなすことができれば、1回の海外旅行で数千円〜1万円以上節約できちゃいます✊️
海外旅行の出費は航空券だけじゃありません。
クレカの手数料という“見えない固定費”を抑えるのが旅のかしこい常識💡
カード発行には1ヶ月程度の時間がかかるので、海外旅行の予定があるひとは今すぐ登録をしておきましょう🏃♀️

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