【Diary#1】2022年、いや人生イチの奇跡かもしれない

2022/12/05
翌週に来たる韓国旅行に向けて防寒グッズの買い物に出かけていた。
前日12/4も散々いろんな店を駆け巡り、疲れ果てた結果、「あのお店は明日の午前中行こう…」と見送ったのだった。

朝が弱いわたしはその日もいつものごとく予定より30分ほど遅く布団を出て、急ぐ訳もなく準備をして家を出た。

何気なく街を歩く。

横断歩道で信号待ち。
「次に行くお店で気になってるダウン、66,000円もするけどやっぱり可愛いな。試着したらどうせほしくなっちゃうだろうし、どうしよう…」なんてことを考えながら。

信号が青に変わった。

顔をあげると、

「あれ?!」

渡った先の歩道からタクシーを呼ぶために男性が車道に出てきている。
その姿に見覚えがあった。

「けんちゃん…?」

わたしは横断歩道を渡りながら男性の後ろに視線を移す。

「あの1つ結びは絶対…!」

そのあとからは正直あまり記憶がないのだけど、少しだけ「迷惑に決まってる、話しかけていいのか?」という考えが頭の片隅に浮かびながらも声をかけてしまった。

「あの、すみません、倖田來未さんとKenji03さんですか…?」

そう、わたしが9歳の頃から15年以上大好きで憧れの人、倖田來未さん(通称くぅちゃん)に遭遇したのだった。

「芸能人のプライべート中に声をかける」というのは決して褒められた行為ではないことは百も承知な上で、声をかけられずにはいられなかった。

声をかけた以降は惜しいことに記憶が断片的にしかなく、でも思ったよりも冷静な自分もいた。一連の出来事はきっと2~3分、いや話している時間だけでいったら1分程度のものだと思うがわたしには10分近くに思えた。たぶんうまく呼吸ができていなかった気がする。

遭遇した翌日12/6は彼女のデビュー日、そしてイベントが開催予定だったのだが、わたしは尽く落選。
9歳からファンなことや、デビュー22周年のお祝いなどかけるべき言葉はたくさんあったはずなのに「明日のイベント全滅しちゃって生配信で応援しています」ということしか伝えられなかった。

そんなわたしに彼女は右手を差し伸べてくれて、握手をしてくれた。

小学3年生の時にファンになり、誕生日プレゼントにCDアルバムを買ってもらった。中学生になってファンクラブへの入会を了承してもらい、中学2年生ではじめてライブへ。サインもラキガ(※)も1度も当たったことはなかったけど「信じていれば必ず叶う」と実感させられた出来事だった。
(※ラッキーガールの略。くぅちゃんのライブでは選ばれたファンを舞台上にあげる演出があり、その事を指す)

もし韓国に弾丸で行こうとしていなければ、もし前日に行きたい店すべてにいけていたら、
もし朝目覚まし通りの時間に起きて家を出ていたら、叶わなかった出来事かもしれない。

ありがとう神様、ありがとう寝坊した自分。

一生の思い出に残る出来事でした。おわり。

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